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好きな焼き鳥の味付けは「塩」or「タレ」? 塩派に囲まれる孤高のタレ県は......

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2018.01.26 06:00
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あなたは焼き鳥で「塩」と「タレ」どちらを選ぶだろうか。「通」は塩を選んで素材の味を楽しむ、あるいは継ぎ足しで受け継がれてきた「タレ」こそ至高などと、互いに譲らない戦いが長きにわたって続いてきた。

そこでJタウン研究所では、『好きな焼き鳥の味付けは「塩」?「タレ」?』の都道府県別アンケート調査(総投票数1025票、2017年12月12日~2018年1月23日)を行った。

塩かタレかについては、焼き鳥の部位によっても好みが違うこともある。記者もつくねであればタレのほうがいいし、タンや皮なら塩のほうがいい。それでも、ベースとなる「好み」はあるはずだ。一体どんな結果になったのだろうか――?

タレ派の牙城は四国・九州

「好きな焼き鳥の味付けは『塩』?『タレ』?」調査結果(Jタウンネット調べ)*ボーダーとなっているものは「塩」「タレ」が同率となった道県。
「好きな焼き鳥の味付けは『塩』?『タレ』?」調査結果(Jタウンネット調べ)*ボーダーとなっているものは「塩」「タレ」が同率となった道県。

結果は拮抗しているものの内訳は塩が528票(51.5%)、タレが497票(48.5%)となり、全国的には塩派がやや多い、という状況だ。ただし、図からもわかるように、中四国や九州ではタレ派の県が増える傾向にある。

また、地域ごとに見ると、ある程度の傾向が見られる。

東北地方では概ね塩派が優勢な中、岩手県だけがなぜかタレ多数となっている。関西圏でも塩派や同率が多い中、大阪府のみタレを選択している。大阪では串カツや粉ものなどで甘辛いソースを用いる食文化があり、焼き鳥でもタレを選択する人が多かったのかもしれない。

また、四国ではタレ派が圧倒。愛媛県今治市は「今治焼き鳥」で有名で、鉄板の上でタレを絡めながら焼き上げることで知られる。「焼き鳥と言えばタレ」という文化が、四国では特に根強いのだろうか。四国以西を見ても、塩派の割合が少なく、九州では福岡県と大分県を除いていずれもタレ派に軍配が上がっている。

基本的には塩・タレ人気は拮抗しているものの、都道府県別で見ると、塩を選択する人の割合が著しく多い地域も一定数あるようだ。

たとえば青森県では塩人気が目立つ。青森県ではタレが11票の一方で、塩が50票と82%の人が塩を選択。同じように茨城県では、塩が13票(81%)、タレが3票(19%)、静岡県でも塩が7票(78%)、タレが2票(22%)だ。

大都市圏に限ると、愛知県で塩が多数を占めるも、東京都と大阪府ではタレが多数派に。方言や文化でなにかと争うこともある2都府だが、焼き鳥の味付けについては意見の一致をみた。

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