ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

「雪に弱い」日暮里・舎人ライナー、早くも...

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.01.22 16:00
0

関東甲信地方を中心に2018年1月22日午前から雪が降り、東京都内などに大雪警報が発表された。

国土交通省が「不要不急の外出」を控えるよう発表し、帰宅ラッシュが降雪のピークとされているなか、早くも「雪害」により運転を見合わせた路線がある。東京の北東部、日暮里(荒川区)と見沼代親水公園(足立区)をむすぶ「日暮里・舎人(にっぽり・とねり)ライナー」だ。

「足立小台駅で発生した雪害」によるもの

東京都交通局の公式ツイッターによると、1月22日14時17分ごろ、足立小台駅にて雪害が発生し、一時運転を見合わせた。14時37分に全線で運転を再開し、14時40分現在は「遅れが発生」していると投稿された。その後、このアカウントからは、

「全線で運転を見合わせています」(14時55分)
「降雪のため、列車に運休と遅れが発生」(15時41分)
「全線で運転を見合わせています」(15時55分)

などとツイートされている。

これを受けて、ツイッターでは、利用者などから「早速やられたか」「台風には強いけど雪にはめっちゃ弱い」といったつぶやきが出ている。

どうして雪に弱いのか

舎人ライナーは、以前から「雪に弱い」と言われている。たとえば13年1月14日の大雪では、翌朝には首都圏の鉄道が通常運行に戻っていたが、舎人ライナーのみが11時まで全線運転再開できなかった。湾岸部を走る「ゆりかもめ」と同じく、車輪にゴムタイヤを使用している「新交通システム」だが、この日、ゆりかもめはほぼ平常通りに走っていた。

Jタウンネットの姉妹サイト「J-CASTニュース」は、当時(13年1月15日)の記事で、こう説明していた。

「交通局では、『ゆりかもめ』との違いが出た背景として、『地域的な問題』を挙げている。具体的には、(1)埼玉県に近い内陸部を走っている(2)川を渡るところもある(3)強い風が吹くところもある、という理由で、ゆりかもめよりも気温が下がって軌道が凍結しやすいという説明だ。舎人ライナーは荒川と隅田川の2つの川を渡っている。ただし、『ゆりかもめ』もレインボーブリッジを渡っており、同様に軌道が凍結しやすい環境にあったとの見方もできる」
扇大橋~足立小台間を走る320形車両(Nyohohoさん・2017年5月18日撮影、Wikimedia Commonsより)
扇大橋~足立小台間を走る320形車両(Nyohohoさん・2017年5月18日撮影、Wikimedia Commonsより)

PAGETOP