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なんで東北に肥満児は多いの? 専門家に聞いてみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.01.18 11:00
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「昔から高い傾向」

今回発表された統計で定義されている肥満児傾向児とは、性別、年齢別、身長別標準体重を求め、肥満度が20%以上の人をいう。肥満度の計算方法は、[実測体重(kg)-身長別標準体重(kg)]/身長別標準体重(kg)×100(%)だ。

2016年度の全国の平均値は、11歳男子(小学6年生)なら9.69%。ところが東北6県のうち、岩手、宮城、山形、福島の4県では13%以上。残り2県も10%以上13%未満となっている。

東北地方以外の多くが軒並み「7%未満」、「7%以上10%未満」であることから、やはり東北地方は平均よりも高い。

統計の中でも、「東北地方においては、従来より肥満傾向児の出現率は相対的に高い傾向がみられる」と分析されている。

Jタウンネット編集部が2018年1月16日、今回の統計調査に関わった東京女子医科大学名誉教授の村田光範氏に、東北地方に肥満児が多い理由について取材すると、

「昔から高い傾向が続いている。スクールバスで通ったり、友達の家まで2、3キロ離れていて同年代が周囲にいないため群れて遊べないからだ」

と話した。

「健康に支障が出ない範囲なら...」
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