「スミちゃんかな?」 隅田川で「スナメリ」らしき目撃情報相次ぐ
群れからはぐれ、東京湾内深くに迷い込んだ?

日本テレビ系「NNN」のニュース番組などでは、2017年11月20日から視聴者提供のこんな映像を流している。場所は、東京湾から10キロほど上流の東京スカイツリー近くで、17日に撮ったものだという。体長は、2メートルほどではないかとしている。
11月3日にも、その1キロ下流付近で、水面から背中を出す黒っぽいイルカのようなものが目撃され、映像が撮られている。
これらを見ると、尾びれが水平になっており、背びれがないように見えることから、専門家は、スナメリではないかとみているようだ。
スナメリは、関東近海では、房総半島の東側などで群れを作って泳ぎ、タコやイカ、魚などを食べている。東京湾では、10月にイワシの大群が現れたことから、これを追うなどして、群れからはぐれ、湾内深くに迷い込んだとの説も出ていた。