今度は福岡で「白いタヌキ」を発見 北海道の「黒いキツネ」を連想する人続出
2017.10.20 20:00
黒いまだらもあるタヌキで、民家の庭先に毎日現れる
「この白いタヌキ、すごい発見かもしれないそうなんです」。日本テレビ系で2017年10月18日に放送された朝の情報番組「スッキリ」で、司会の水卜麻美アナ(30)は、こう告げた。
見つけたのは筑紫野市在住の永松逸生さん(74)で、白いタヌキは、9月28日から自宅の庭で頻繁に見かけるようになったという。最初は、猫か犬かと思って見ていたが、よく観察するとタヌキだった。体長は、5、60センチはあり、自宅の裏山に生息しているとみられている。
永松さんの庭に柿の木があり、タヌキは、秋になって熟した実を目当てに毎日やってくるという。日テレ系の地元「福岡放送」が永松さんにインタビューをしている最中に、白いタヌキが現れた。普通の茶色いタヌキと2匹でやって来ており、2匹とも、人の気配に臆することなく、庭に落ちた柿の実を食べ続けていた。
白いタヌキは、所々に黒い毛がまだら模様に生えており、遺伝子異常で白くなるアルビノと違って目が赤くなかった。番組が科学ジャーナリストに聞いたところ、白くなる遺伝子が強く働く白変種とも違って、新しい発見かもしれないと言っていたという。
10月初めには、北海道斜里町内の山中で黒いキタキツネが見つかって話題になたばかりだけに、ツイッター上では、それと合わせてあるものを思い浮かべたといった声が相次いでいる。