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知られざる食材に出会おう! 都内24店舗で「国境離島グルメフェア」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.10.06 18:37
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四方を海に囲まれた日本において、国境とはすなわち離島を意味する言葉だ。そんな「国境離島」の活性化を目指し、内閣府が推進する「日本の国境に行こう!!」プロジェクトの一環として、離島の食材を使った「国境離島グルメフェア」が、2017年10月12日から25日まで、都内の飲食店24店舗で開催される。

5日に都内で開かれた記者会見では、期間中の各店舗のメニューに並ぶ、離島の食材を使った特別メニューの一部が提供された。

和・洋・中、様々なスタイルで楽しめる

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「国境離島グルメフェア」に参加するのは、国に特定有人国境離島と指定されている利尻・礼文、奥尻、伊豆諸島南部地域、佐渡、隠岐諸島、対馬、壱岐島、五島列島、甑島列島、種子島、屋久島の11の地域。都内の24の飲食店がそれぞれの島の食材を使い、特別メニューの提供を通じて島・食材の認知度アップを目指していく。

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会場には、ナポリピッツァ世界選手権で最優秀賞を獲得するなどの経歴を持つピザ職人の岩澤正和さん(ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポ、東京都練馬区)が登場し、自ら出向いて食材を探した長崎県の五島列島の食材の魅力について語った。

五島列島の干とき鯖の武蔵野新麦スパゲティ
五島列島の干とき鯖の武蔵野新麦スパゲティ

「離島には、東京では見たことがない様なまだまだ知られていない食材が豊富にあり、しかも東京とは比べものにならない程新鮮。甘味がある五島の塩も含め、それらの素材をできる限り新鮮な形で紹介したい。
食材の輸送など、多少コスト高の面はあるが、それに見合った良い食材を用意している。今後は他の離島の食材も組み合わせたりしてみたい」

そうして岩澤シェフが目を付けたのが、五島列島の魚介類を使った干物。旨味が濃く、当日振る舞われたパスタの中でも確かな存在感を放っていた。お店では同じく干物をふんだんに使ったピザなどもメニューに並ぶという。

内閣府は今後もプロジェクトを推進し、運搬コストがかさみがちな離島の1次産品の流通・販売網の構築・拡大の他、旅行プランなどの開発などを目指していくという。

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