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香川の駅構内に「巨大スズメ」あらわる! 目撃者の証言「かわいい」「ゆるくていいなあ」

野口 博之

野口 博之

2017.09.14 06:00
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香川県高松市内の高松琴平電気鉄道・仏生山(ぶっしょうざん)駅に巨大なスズメ・バルーンがお目見えし、ツイッター上で注目を集めている。

スズメの頭が電車のドアをふさぐように、ぬっ~とホームに突き出ている。まるで妖怪のようなシュールさだ。

ことちゃんツイートに、4万件以上も「いいね」

仏生山駅にお目見えしたスズメ・バルーン(以下、高松琴平電気鉄道提供)

仏生山駅にお目見えしたスズメ・バルーン(以下、高松琴平電気鉄道提供)

この写真は、琴電のマスコットキャラ「ことちゃん」の公式ツイッター上で2017年9月9日に投稿された。ほかに、大きく膨らんだスズメ全体のショットもあり、仏生山駅に併設された車両工場前で撮られたそうだ。ことちゃんは、「すこし大きめのスズメが遊びにきました」と紹介している。

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「なにこれえええ」「かわいい」「なんかほんとゆるくていいなあ...w」

ことちゃんのツイートは、4万件以上も「いいね」が付いており、反響を呼んでいる。

「巨大スズメ」は、鳥にちなんだ商品を手がけている東京都国分寺市内の株式会社「鳥」の製品「スズメ・バルーン」。パラシュートと同じナイロン生地を使って作った。バルーンを膨らませると、高さ6メートル、全長12メートルにもなる。社鳥(社長)の杉浦裕志さんにJタウンネットが話を聞いたところ、芸術大学時代の卒業制作だという。杉浦さんは、幼少期から鳥好きで、会社まで作ってしまったそうだ。

株式会社鳥は、高松市内の雑貨店「TOYTOYTOY」で9月2日~10月1日まで「TORI TORI TORI展」を開催している。2メートルサイズの小型スズメ・バルーンを飾っているほか、鳥の張り子作りのワークショップや公園でのバードウォッチングなどを行っている。株式会社鳥の「巨大スズメ」は、展示会場に畳んだ状態で置いてあったが、写真撮影のため、車で仏生山駅まで運んできた。

駅の乗客ら十数人が、驚いた様子で撮影

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この「巨大スズメ」は、「TORI TORI TORI展」の一環で、高松市内の日帰り入浴施設「仏生山温泉」で週末に膨らませて来客にも披露している。しかし、雑貨店「TOYTOYTOY」では、もっとインパクトのある写真を撮れるのではないか、と仏生山駅の車両工場での撮影を提案。以前から親交の深い琴電から、特別に許可を得た。整備車両との対比や、車両に挟まっているユニークな写真も、琴電の全面的な協力の下で撮影できた。

琴電の管理本部によると、撮影は、9月9日の午前10時から約2時間半、ダイヤに入っていなかった電車を使うなどして行った。この日はたまたま、1070形電車の還暦となる60周年を記念して、1070形が10時過ぎに仏生山駅を出発する特別運行を行っていた。当時、駅には、乗客ら十数人がホームにおり、驚いた様子で「巨大スズメ」を撮影していたという。

なお、仏生山駅でのスズメ・バルーンの写真は、プリントして「TORI TORI TORI展」の会場で販売している。

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