青森にも「地下」はある! ミサイル発射で逃げ込み先は...
地下街はないが、デパ地下や地下駐車場など
また、県庁から少し北西方向には、複合ビル「アウガ」があり、地下の市場には鮮魚店などがずらりと並ぶ。
このほか、県庁から道を挟んで北西側には「さくら野百貨店」、その西側に「中三」があり、デパ地下も避難候補になりそうだ。
青森県内では、弘前、八戸両市内にもデパートがあり、それぞれデパ地下がある。いくつかの市街地の一部には留まっているが、それはほかの県でも規模の違いはあっても同じことだ。
青森県の防災危機管理課は8月31日、Jタウンネットの取材に対し、こう状況を説明した。
「確かに、東京や札幌のように、お店が並ぶ地下街はありません。しかし、デパートの地下や地下駐車場など、個別の施設には地下があります。報道については、個人の方がお話しされたことですので、県としてどうこう言うことはないです」
青森県内の地下街については、都市計画上聞いたことがないといい、ミサイル発射を受けての整備計画も現時点ではないとしている。
今後、ミサイル発射があった場合、近くにいれば地下や頑丈な建物に逃げ込めばいいが、そうでないときも、政府の呼びかけと同様な対応をしてほしいとしている。屋外では、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭を守る、屋内では、窓から離れたり窓のない部屋に移ったりするということだ。