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夜空いっぱいに「花」が広がる... 三重・紀北町の花火が凄いわけ

野口 博之

野口 博之

2017.07.25 17:00
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「15発も同時に打ったので迫力出た」

「彩色千輪そのものは、1つの玉に小さな花火をいくつも詰めてあるもので、いろいろな場所で打ち上げられています。しかし、燈籠祭の花火は、通常の1発だけではなく、15発も同時に打っています。これは珍しいのではないでしょうか」

投稿写真では、海面近くに扇の形をした煙みたいのが見える。これは、花火大会の目玉となった大仕掛け花火「彩雲孔雀(さいうんくじゃく)」を打った後だそうだ。

この花火は、半円状に打ち上げた花火の縁に小さな丸い花火をちりばめ、孔雀の羽のように演出したもの。それが消えたタイミングで「彩色千輪」を打ち上げたので、投稿写真のような風景になったという。

なお、「きほく燈籠(とうろう)祭」は、発表によると、町内外から約5万5000人の人出でにぎわった。

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