海鮮丼は「酢飯派」が多数! やはり寿司文化の影響は強かった
どんぶりにご飯と魚介類を盛った「海鮮丼」。一杯で様々な刺身を堪能できる見事な料理だ。場所と季節によって具が異なる場合も多く、数ある丼ものの中でも「多様性」では一歩リードしている。
そんな海鮮丼に関して、Jタウン研究所は「海鮮丼は酢飯?それとも白飯?」をテーマに、都道府県別のアンケート調査を行った(総得票数605、2017年5月9日~30日)。果たして、その結果は――。
本来海鮮丼には白飯が主流という説も
全体の結果では、酢飯派が69.9%、白飯派が30.1%だった。酢飯派は白飯派の倍、存在することになる。生魚とコメという組み合わせ上、やはり寿司と同じく酢飯を求める人が多いということなのだろう。
地域別の結果でも酢飯派は強い。得票数の多い北海道、東京都、石川県などでも酢飯派の勢力は圧倒的だった。
こうして、酢飯派の圧倒的な勝利に終わってしまったのだが、インターネットを調べていると、海鮮丼に用いられるご飯は白飯が主流という説も発見した。酢飯を使ったのが「ちらし寿司」、白飯なのが「海鮮丼」、という住み分けがされているらしい。
しかし、様々なお店で海鮮丼を食べた際、酢飯であるか白飯であるかにはばらつきがあった。だが、ちらし寿司は名前に「寿司」の2文字があるように、使われているのはまず酢飯だ。どうしても酢飯じゃないとダメ、という人はこちらを選択すると安全だろう。