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甘い衣にかまぼこを詰めて... 宮城のソウルフード「ひょうたん揚げ」

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.05.22 07:08
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「当り」が出たら...

仙台市中心部のアーケードを「ひょうたん揚げ」を食べながら歩いている人も多く見ます。なぜか、お店の前を通ると無性に食べたくなる時があるんですよね。

専門の売り場にて、1本200円(税込)で販売されている「ひょうたん揚げ」は、本店のみケチャップが「普通」と「辛口」の2種類から選べます。もちろん、どちらもチョイスする事も可能です。ちなみに、違いが分かる様に普通のケチャップはグルグル巻きに、辛口は三本線で描いてあります。

ひょうたん揚げの蒲鉾は、専用に作られたものを使用しています。本店の真うしろで、熟年された職人さんが一つ一つ丁寧に作っています。なんと1日最高4000本販売した実績もあるとのことです。宮城県民はもとより、県外の方にも多くのファンがいるのです。

仙台には、毎年5月の第3日曜日に開催される「仙台・青葉まつり」があります。このお祭りは、伊達政宗公没後350年を迎えた1985年に復活したのですが、その際に持ち歩いて食べられるよう作ったのが始まりとのことです。食べ歩きしやすい、おやつ感覚の蒲鉾として販売されました。

そして、意外に知られていない事実がもう一つ。ひょうたん揚げには、棒に(当り)と書いてあるものがあるのです。知らない人も多いのですが、店頭にはしっかりと「当たりが出たらもう1本」と記載されています。確率は教えられないとの事でしたが、ロケ中にも当たりの棒を持ってきたお客さんもいました。

私も高校生の頃、学校が終わってアーケードを歩いている時によく食べながら歩いていました。揚げてあるのに、きちんと魚の風味があって、ボリュームもあるんですよね。

koboパークみやぎでは、周りの衣は竹炭、中の蒲鉾には紫芋が練りこんである「黒ひょうたん揚げ」が販売されているとのことです。この商品は、楽天の試合がある日のみだけの販売なので、応援ついでにぜひ購入してみてはいかがでしょうか。(ライター:佐藤憲子)

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