お役所なのに、オシャレすぎ! 神奈川・葉山町の「公式インスタ」がイケてる件
インスタは「コミュニケーション性が強い」
葉山町政策課の高野愛子さん(28)と笠井佐淑さん(26)が、公式インスタグラムの「中の人」を務めている。
「ずっと広報紙『広報はやま』の編集担当だったのですが、高齢者や子育て世代にしか読まれませんでした」。
高野さんは記者に、インスタグラム開設の理由をそう話した。若者世代にどうすれば情報伝達できるか考えた結果、ツイッターやフェイスブックに加え、インスタグラムも始めることにしたという。
2人とも写真撮影が趣味だったわけではなかった。町の自然、食、ファッション......。高野さんが「広報はやま」時代に撮りためた写真があったので、素材に困ることはなかった。
初めは「写真主体のインスタは役所の広報媒体としては難しいと考えていた」が、今は違う。
「『いいね』や『コメント』の数で、評判が良かったかどうか分かる。コミュニケーション性が強いと感じました」
フォロワーに「フォロー」し返すようにし、「皆さんのタイムラインを見て、どんな写真に『いいね』や『コメント』がつきやすいのか、参考にしている」という。インスタグラムの規則で7500人までしかフォローできないが、現在(4月24日)7422人をフォローしている。
「これからも桜の開花や、ダイヤモンド富士など、葉山らしい季節を感じるような写真を載せていきたい」(高野さん)