「餅どこいったんだよ」
要約すると、関東風は23.8%、関西風は74.5%、その他が1.7%だった。つまり関西風の圧勝で、東北・関東・甲信越の一部を完全に包囲している状態だった。
さらに衝撃だったのは、長命寺の桜餅を輩出した東京都において、関東風はわずか26.9%で、関西風が71.7%だったことだ。東京都には全国各地からの流入者がいかに多いかが、証明されたような結果となった。
桜餅の世界では、関西風が多数派だった。皮で巻いたモノ、関東風を思い浮かべる人は、残念ながら少数派だったのである。
関西風・桜餅(se7enさん撮影,Flickrより)