ソメイヨシノ「発祥の地」は東京にあった! 駒込で「歩き花見」のススメ
街中にあふれる桜
駒込の桜推しは駅前だけにとどまらない。街中を歩いてみると、桜の木とそれにちなんだものが数多く目に入る。
例えば、商店街の店舗の前には桜の木が飾られ、3月20日に行われた「開花まつり」のバナーが掲げられ、アーチには桜の花を使った大きな飾りが吊り下げられている。ちょうちんの色ももちろん桜色だ。
お肉屋さんで買ったコロッケをかじりつつ歩いてみたが、平日の昼間という時間帯、程よい暖かさも相まって非常にのどかだ。許されるならビールを追加したいところだった。
また、ちょっとした空地や庭にも桜が植えられていることもあり、街全体がどことなくめでたい雰囲気が漂っていた。
都内の桜の見ごろは長くても4月中旬まで。桜の名所で料理をつまむ賑やかな花見も良いが、街を歩きながら眺める「歩き花見」に興じるのも、また違った良さがあった。