江田島に残る、旧海軍の洋館「海友舎」...SNSが歴史建築救った
2017.01.29 07:37
明治期の洋館 江田島の歴史とともに
江田島市江田島町にある洋館、海友舎。
白く大きな玄関にしゃれたベランダの2階建ての建物は明治に建てられたもの。
そこにつながる平屋の建物は、あとから増築されたものだそうです。
竣工は1907(明治40)年で、かつて海軍の学校に隣接し働く兵士が利用した数少ない建物です。
イギリスの建築様式である上げ下げ窓や下見板張り。
洋風の佇まいは日本が西洋化へ向かう時代を色濃く残しています。
建てられた当初は旧江田島海軍下士卒集会所という名前で、娯楽や療養施設として使われていたそうです。
管理をしているぐるぐる海友舎プロジェクト代表の南川智子さんの案内で、中を見て回ります。
当時使われていたかまどやベッド、教科書などの品々がたくさん残っていました。