醤油?味噌? 焼きおにぎりの味付け何使う【都道府県別投票】
「味噌おにぎり」を食べたことはあるだろうか。味噌おにぎりとは、おにぎりの表面に生の味噌を塗っただけのシンプルな料理だ。
東日本ではわりと一般的なようだが、西日本では全く知られていないという。2017年1月5日に放送された「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系列)では、「生味噌おにぎりはアリかナシか?」を特集し、東西で意見が真っ二つに割れた。
東西で味噌に対する認識の違い
きっかけは、同番組が2013年10月3日に放送した「全国秘密のおにぎり祭り」という特集。群馬県出身の俳優・中村俊介さんが紹介した味噌おにぎりが、後日スタッフの間で議論に発展した。
そこで、拒否反応を示した西日本出身のスタッフが中心となり、味噌おにぎりについて調査を行った。その結果、ナシ派が多いのは富山県と静岡県を結ぶライン以西。山間部の多い長野県では北部・中部・南部で食文化が異なるようで、地域によって支持が分かれた。この結果について、一般社団法人おにぎり協会代表の中村祐介さんは、
「東日本と西日本では味噌に対する認識の違いがあって、東日本は味噌=保存食・おかず、西日本は味噌=調味料と捉えられている」
と説明した。
東日本では定番の味
料理レシピサイト「クックパッド」では2017年1月12日現在、「味噌おにぎり」と検索すると567品が該当する。レシピからは「おばあちゃんの味」「母がおやつ代わりに作ってくれた」「とっても美味しく娘も大好き」など、今も昔も変わらず愛される料理であることが伝わってくる。宮城県出身の男性も「子どもの頃、家で食べるおにぎりといえば味噌おにぎりだった」と話す。
検索結果のなかには、味噌を用いた焼きおにぎりのレシピもあった。改めて同サイトで「焼きおにぎり 味噌」と検索すると、777品がヒットした(12日現在)。生の味噌よりも焼いた味噌の方が万人受けするのかもしれない。実際、番組内でも西日本出身者の「そもそも生の味噌って食べて平気なん?焼かんでいいの?」「焼いて!」といった発言があった。生の味噌おにぎりには抵抗があるようだが、味噌の焼きおにぎりは一般的なものなのだろうか。
そこでJタウン研究所では、焼きおにぎりの味付け調味料について調査を試みることにした。地域によってどんな違いがあるのか、生の味噌おにぎりと違う結果になるのか明らかにしたい。
読者の皆様に質問。
焼きおにぎりの味付けに使うメイン調味料といえば?
以下の選択肢からお答えいただきたい。結果はJタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。