北海道民なら誰もが知ってるけど、他県民は「何これ?」な道路標識
「これがなくて吹雪いてたりすると......」
冒頭のツイートには、同じ投稿者から下のような補足説明が追加されている。
調べてみたら「矢羽根付きポール」という正式名称だそうで、雪道で道路外側の白いラインが見えない時に大活躍します
— 秋菜? (@ev_Akina) 2016年12月14日
「調べてみたら『矢羽根付きポール』という正式名称だそうで、雪道で道路外側の白いラインが見えない時に大活躍します」とのこと。
北海道では、猛烈な積雪や激しい地吹雪などにより、走行道路の路肩を見失ったり、雪に埋もれたガードレールにぶつかる危険性がある。それを防ぐために設置されるのが、矢羽根付きポールなのだ。
これに関連して、こんな声が寄せられている。
@CorkChain 歩道との境界線だね
— くわす (@kuwas_h) 2016年12月14日
これがなくて吹雪いてたりするとカーブでそのまま直進して畑に落ちるよ
@DarkArles870 雪が積もったとき用に道路の端を示す標識ですね。ここから外れると最悪死ぬという。
— 谷川二森 (@twinforest) 2016年12月14日
「これがなくて吹雪いてたりするとカーブでそのまま直進して畑に落ちるよ」「ここから外れると最悪死ぬという」などとコメントである。
この矢羽根付きポールについては、過去のツイートでも話題になっていた。
猛吹雪で前の車のテールランプしか見えない状態とかよくあった
— Yu (@Yu_PPD) 2014年12月16日
「矢羽根付きポール」も見えんくなると運転していて死を予感する
画像くらいだとまだまだ全然余裕 pic.twitter.com/pNlwhDwB3x
「『矢羽根付きポール』も見えんくなると運転していて死を予感する」という人もいた。猛吹雪で、ホワイトアウトの状態になることもあるらしい。
矢羽根付きポールの重要性 pic.twitter.com/d2xT0d8Dbv
— 雪だるま@ペースカー (@yukidaruma_117) 2016年3月4日
ここに道があります pic.twitter.com/FjA15lyJPW
— 雪だるま@ペースカー (@yukidaruma_117) 2016年3月4日
矢羽根付きポール「スイッ......」 pic.twitter.com/5PwPwlP5gy
— 雪だるま@ペースカー (@yukidaruma_117) 2016年3月30日
また「矢羽根付きポールの重要性」を何回かに分けて、写真付きで解説してくれる投稿者もいた。まさに生死に関わる問題である。
国土交通省北海道開発局のWEB広報誌では、「矢羽根つきポール」について下のように解説されている。
たくさんの雪がふると、どこまでが道路なのかわからなくなってしまいます。とくに除雪作業をするときは、道路のはじがわかないと大変です。そこで、この「やじるし」が道路のはじを教えてくれるのです。
また、吹雪(ふぶき)などで、前が見えにくいときにドライバーに道路のかたちを教えてくれるのもこの「やじるし」なのです。
「やじるし」がついた高い棒(ぼう)を矢羽根(やばね)つきポールといいます。
矢羽根つきポールには、やじるしの部分が夜光るもの、いろんな形や色の種類があるので、みんなも調べてみては。