「家の前の道路で、子どもを遊ばせる親たちに辟易。試しに騒音計で測ったら...」(東京都・30代女性)
道路で、我が物顔で子どもを遊ばせる親に困ってます――先日、そんな投稿を紹介した。子どもの遊び場をめぐる問題はなかなか難しいテーマだが、少なくとも近隣住民の側には悩みを抱える人もいるようで、編集部には同様の投稿がほかにも寄せられている。
東京都のHさん(30代女性・主婦)から届いた投稿には、騒音に悩む気持ちが、切々とつづられていた。なんとか、良い形で解決できる方法はないものか――?
夜、懐中電灯まで持ち出して遊んでる
私が住んでいるのは、普段は静かな集合住宅です。朝には、都内ではなかなか聞くことのない、野鳥などの声も聞こえてくるような環境です。
ですが、最近増えた子育て家庭のため、昼間はとても騒がしいです。というのも、徒歩3分ほどのところにある大きな公園に行かず、目の前の道路で子どもたちを遊ばせているのです。
まず午前中は、幼稚園に子どもたちを送った後すぐ、下の子たちを道路で遊ばせながら井戸端会議。最低2時間は続きます。道路ではプラスチックカーやボール遊びです。その間、時折「危ないわよ」と親たちも注意しますが、ほとんど放置しているような感じです。
幼稚園降園後になると、また道路に集まって遊びます。今度は上に加えて、バトミントンや自転車練習、鬼ごっこなど。
夏場は14時半~19時まで、ほぼ毎日繰り返されていました。今の時期(投稿があった11月後半)も晴れていれば、毎日とっぷり日が暮れてまで、土日関係なく遊んでいます。酷いときは、懐中電灯や光るおもちゃを持ち出して、暗い中まで......。
騒音計の数値は「89デシベル」
なぜここまで詳しくわかるかというと、たとえ室内にいてさえ、大声やプラスチックカーの騒音というのは聞こえてくるのです。遊ばせる人数も、だいたいは親1人に子2人が基本で、5~8家族はいますから、20人近くになります。それだけいると、「ここは幼稚園園庭?」とまで思ってしまいます。
余りにもひどいものですから、あるとき窓を開けて騒音計で測ったら89デシベルというものでした。自分は偏頭痛持ちなので、毎日その騒音を聞いていたためか悪化してしまいました。ただ家で休んでいたいのに、それすらもままなりません。
夏場には花火まで...
ちなみに道路ですから、もちろん車は来ます。ですが、それでも遊ばせています。親たちも「車来るから危ないわよ」と注意はしていますが、元々車が来る場所なのですから、その注意の仕方はどうなのでしょう。だったら道路で遊ばせなければいいのに。
また、当の親たちも、歩道と道路の段差に腰かけて喋りながら、といった調子ですから、大人としてこの行動も疑問があります。車が通ろうとしているのに、子どもの遊具が道路をふさいでいてクラクション→井戸端会議している親がやっと気づいてどける――という場面も普通にあります。
夏場はこの道路を使って花火をしたり、共同駐輪場の自転車をどけてBBQをしたり――やはり不思議な行動をしています。
周りにどのような人が暮らしてるのか、集合住宅なのにそこのところを考えないのでしょうか。自分たちさえ楽しければよいのでしょうか。
3歳の我が子でさえ、「車にぶつかったら危ないのに、なんで遊ぶの?」とわかるのに――。
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