居酒屋激戦区で「新顔」が生き残るには? 小岩に乗り込んだ「浜焼太郎」に聞いてみた
2016.11.18 17:45
「エンターテインメント性」をキーワードに
これまでの浜焼太郎では「海の家」をコンセプトにしていたが、小岩店では店員の制服を藍染めの半纏(はんてん)にするなど和風で、にぎやかなムードを打ち出した。重視するのは、スポットライト付きのオープンキッチンや、店員による積極的なコミュニケーションなどを通じた、「エンターテインメント性」。今後増えるであろう、訪日外国人客の獲得も見据えてのことだ。
オープンから2カ月弱。近所に海鮮料理系の居酒屋が比較的少なかったという事情もあり、小岩のお客たちの「ハシゴ酒」ルートに、うまく加わることができている、と言う。
競争の激しい居酒屋業界。呑兵衛たちが楽しいお酒を飲む裏側には、こうしたお店側の努力がある。