新座火災、現場は今...あの「かつや」の様子も見てきました
残念ながら営業してなかった
テレビ中継の視聴者には、大きな「かつや」の看板が気になった人も多いだろう。かつや新座野火止店。事故現場の東側に位置する、とんかつチェーン店だ。ツイッターでは、
「隣のかつやの看板の存在感半端ない」
「黒煙よりかつやが気になる」
「今夜はトンカツにしよ」
などと、時折映りこむ「かつや」の看板に目を奪われた人々が反応していた。
記者が現場に着いたのは15時ごろ。マスコミでも現場には近づけないのか、車線を挟んだ反対側の歩道に人だかりがあった。その数、およそ10人。沿道にはTBSの脚立が置かれ、NHK記者の姿もある。
公式サイトによると、かつやは本日休業らしいが、看板はライトアップされている。道路側のカーテンは閉ざされていたが、隙間からは明かりが見えていた。店の周りには、ぐるりと「チキンカツとから揚げの合い盛り丼」のノボリ。うまそうだ。
対向車線からでは、よく中の様子はわからなかったが、入口付近で窓ふきをする男性が見えた。
現場西側にあるタイヤ販売店「ホイールズ埼玉新座店」。こちらも明かりはついているが、「近隣の変電施設火災の影響」(公式サイトより)で臨時休業している。路肩の看板は黒く変色し、文字も読み取りにくい状態に。火柱の爪痕を知る、数少ない証拠となっていた。