北辰テスト、さきたまライスボール、コバトンパン...地元民ならわかる「埼玉あるある」
埼玉には何もない。そんなことは言わせない。埼玉県民がここに立ち上がった。まあ、コミュニティアプリ「アンサー」のスポットでのお話なわけだけど。でもその情熱は本物で、他のスポットではなかなかにないボリュームである。埼玉県民の高校の登竜門「北辰テスト」から始まり、給食の「さきたまライスボール」「コバトンパン」と話題は尽きない。
結構自虐的なあるあるネタも多いけれど「ださいたま」呼ばわりされればイラッと来る、それが埼玉県民の愛県心であるようだ。ここには埼玉県民の埼玉県民による埼玉県民と埼玉を訪れる人々のためのあるあるネタが凝縮されている。埼玉を馬鹿にする前にまずこれを見よ!
名産品はなくても、やっぱり大好き埼玉県
埼玉あるある。結論から言えば想像以上の盛り上がりとなったことは間違いない。主の「とりあえず、埼玉あるある?」という軽いコメントから始まったこのスポットはかなりのボリュームとなったのだから。高校入試の際に使用される偏差値が出る県内統一テスト「北辰テスト」が実は全国規模でないこと(他県の皆さんはごめんなさい。それくらい埼玉に根付く伝統なのだ)から始まり、延々と埼玉あるあるが繰り広げられる。
ご当地給食メニュー、最近はやりのゆるキャラ「コバトン」と「ふっかちゃん」の人気争いなどが紹介されるのだが、他県出身の筆者としてはあまりついていけない。かなりコアな内容と言っていいかもしれない。しかし、「埼玉の名産品て?と聞かれても、これっていうものがない」埼玉だが、なんだかんだ言っても「埼玉県大好き」な彼らの勢いはこれでは収まらないのだ。
「埼玉県スポットが一番盛り上がってる!」「底力!団結力!」
埼玉は何もないと言っておきながら、埼玉あるあるはまだまだ出てくる出てくる。さいたまスーパーアリーナ、彩果の宝石、十万石饅頭、NACK5、山田うどん......などなど、もう止まらない止まらない。「埼玉の全国的なもの」とされた中に「貧乳」という残念なことと、「大宮対浦和の対立」という内輪もめが入っていることはさすが埼玉というところだろうか。こんなこと言うと埼玉県民様にいじめられちゃうかも。
その後の埼玉あるあるはあまりにもマニアックなので、埼玉にまだまだ疎い筆者にはさらについていけないものだった。夏と冬の旅行や遊びで行ってみたい都道府県ランキングで堂々の最下位だということはここだけの内緒だ。筆者と言えば周りは田んぼと山ばかりというド田舎出身なのだが、「埼玉県スポットが一番盛り上がってる」「埼玉の底力!埼玉の団結力!」とはしゃいでいるのを見ると、なんだかんだ言っても、やっぱり埼玉も田舎だなと思ってしまう。あ、口滑った。(ライター:ファエマ)