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これが奇数の宿命...ペアを組んだら「余りそう」な都道府県ランキング

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2016.06.10 06:00
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北と、南と、ど真ん中

まずは全体のランキングだが、3つの地域に票が集中する結果に。1位の北海道の得票率は17.8%、沖縄県が15.9%で2位となった。

これはある意味予想通りでもある。地理的に離れていることは、やはりペアを組む際の妨げとなってしまうのだ。

town20160608162825.jpg

北海道に関しては、青函トンネルと北海道新幹線があるのだから、東北のいずれか、せめて青森と......という考えも浮かんだが、東北は6県と偶数だ。海やトンネルを渡る前に、近場の県同士でペアが完成してしまうのだろう。北海道新幹線がより浸透し、東北との距離が近づくことで結果は変わっていくかもしれない。

2位の沖縄県は更に本州から離れている。鹿児島県からの距離はおよそ700km、当然ながら陸路は存在せず、移動手段はもっぱら空路である。沖縄県の大動脈である国道58号線は、海を隔てて鹿児島県にまで伸びているとはいえ、700kmもの距離はやはり遠い。しばらくは海底トンネルや新幹線が作られる予定もないため、この距離は縮めがたい。

それらの地理的要因が考えられる2地域に続いて、日本の中心地である東京都が第3位にランクインした。関東圏からは引っ張りだこのイメージがあるが、国家にも匹敵する巨大な経済力を持つ東京都と組むと、「ペア」というほど対等にはなれないということだろうか。

実際に、茨城の15.6%、埼玉の12.3%、千葉の10.5%は東京都へ投票している。東京都からも、自身への投票率は11.4%だった。過ぎたるは及ばざるが如し、ということなのだろう。東京都と他の46道府県全てがペアとなることが、誰も余らない、幸せで優しい選択肢なのかもしれない。

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