四ツ谷駅前で巨大再開発...あの「純粋階段」跡地も完全に消える
31階建ての高層ビルもできる
対象となるエリアは07年に閉校した四谷第三小学校跡地と、財務省公務員宿舎跡を中心とした一帯。東は外堀通り、南は三栄通りに面した、駅前の一等地である。
都市再生機構(UR)が出した一般競争入札公告の仕様書(2016年2月24日付)によると、地区面積は約2.4ヘクタール。16年8月に着工され、19年10月に竣工、同年度末に事業完了予定だ。
UR公式サイトで紹介されているパンフレット(14年4月現在)によると、この地区には「外堀棟」(6階)と「三栄通り棟」(7階)、「教育棟」(7階)、「文化国際交流拠点機能棟」(4階)、そして31階建ての「業務タワー棟」がそびえたつ。また、エリアの西北部には「地域の広場」が設けられる予定になっている。
対象となるのは、2つの区画。すでに16年1月末までに、解体予定のビルテナントは退去している。また区画の間には、東西に区道が走っていたが、こちらも2月15日付で廃止。道路跡地も含めて、新たな1つの区画として生まれ変わる予定だ。