「我が家の前で、連日の井戸端会議。苦情を伝えると、思わぬ返事が...」(東京都・40代女性)
ご近所付き合いの象徴ともいわれる、奥さま同士の「井戸端会議」。もっとも、参加していない人にとっては、声高なおしゃべりは時に「迷惑」以外の何物でもないことも......。
東京都のPさん(40代女性・在宅パート)は、そんな井戸端会議に長らく悩まされてきた。ついに意を決して文句を言ったところ、意外な展開が。
幼稚園に通う子どもたちの送り迎えのたびに...
新興住宅地に引っ越してきて以来、我が家の前を「井戸端会議」の場所に使う母親たちに悩まされてきました。というのも、自宅のすぐ側が、幼稚園の送迎バスの停留所だったからです。
うちは別の幼稚園だったので、あいさつだけして参加していませんでしたが、送り迎えのたびに、母親たちがそのまま何時間も、我が家の前で井戸端会議を続けます。時には子どもたちが、我が家の玄関先まで入り込んでくることもありました。
数年後、その母親たちの子どもが幼稚園を卒園し、これでようやく井戸端会議も終了するかと思いましたが、彼女たちのグループの「ボスママ」が娘を小学校まで毎日送るようになり、その帰り道になぜか我が家の前に集まって、また井戸端会議。
しかも、声がやたらデカい。私は在宅で仕事をしていたのですが、Skypeで会議している相手先まで声が聞こえるほどの大音量で、
「あはは!」
「おほほ!」
ボスママ以外は実は嫌々...
ある日、我慢できなくて、「ちょっと静かにしてくれる?」と直接言ってしまいました。
その場はそれっきりになりましたが、ちょっと言い方がきつかったかとも思い、フォローのため、ボスママではない、メンバーの一人である母親に電話をして謝りました。
「でも、毎日毎日、何時間もあの音量でうちの家の前でやられるのは困るんです」
そしたら、意外なことがわかりました。
実は、ボスママ以外はこの井戸端会議に、嫌々付き合わされているというのです。家のチャイムを鳴らしてまで、ボスママが呼びに来るから参加しているのだとか。
そして、うちの前で井戸端会議をしている理由も明らかになったのです。実は幼稚園時代から、井戸端会議に対して月一くらいで近所から苦情があり、園長さんにも怒られていたというのですが、その苦情を私が言っているとボスママは思い込み、それに対するある種の「嫌がらせ」として、うちの前での井戸端会議を止めないのだと!
ボスママもさすがに謝罪
びっくりしました! 幼稚園への苦情なんて、言いたかったけど言ってません。それにしても私だけじゃなく、月一で苦情が来るくらい、他の人も迷惑していたんだ......。
そこで、彼女に「苦情は私じゃない」とはっきりと伝えました。さすがにバツが悪かったのか、その後、ボスママも私に謝ってきました。
とりあえず今では、ただのご近所以上の付き合いはまったくありませんが、その後は井戸端会議はばたっ!となくなりました。
あなたの「ご近所トラブル」投稿、募集します
Jタウンネットでは、あなたや周囲の人が遭遇した「ご近所トラブル」体験談を募集しています。 寄稿フォームないしはメール(toko@j-town.net)で、具体的なエピソード(500文字~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)