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熊本地震、紙パック飲料でおなじみ「らくのうマザーズ」を心配する声...電話取材したら「27日から再開しました」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.04.28 11:00
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とある学生が、身近なものから地震の影響を感じるようになったというツイートが話題になっている。熊本県産の「抹茶オ・レ」という製品を購買で購入したところ、地震の影響で入荷が出来ないため、それがラスト1本であることを告げられ、嘆いている内容だ。このツイートは4000回以上リツイートされ、話題になっている。製造元のらくのうマザーズに話を伺い、現在はどのような状況なのかを聞いた。

工場の1つは18日には復旧していた

画像は公式サイトの通販ページから
画像は公式サイトの通販ページから

熊本県は、国内でもトップクラスの牛乳生産量を誇る。農林水産省の資料によると、2014年の生産量は3位だった。西日本の牛乳を支える重要な場所なのだ。

そんな熊本にあるらくのうマザーズでは、牛乳を使用した様々な品を製造している。熊本県内や九州で高いシェアを持っているのに加え、中国、四国、関西、関東と、広い範囲で販売されている。

そのらくのうマザーズだが、先の熊本地震により施設に被害を受けた。日本経済新聞電子版が4月18日に報じた時点では、生産再開の時期の見通しは立っていないということだったが......

Jタウンネットが現状を伺うと、担当者は、

「らくのうマザーズの製品は、主に熊本県内にある2つの工場で作られています。地震の影響はありましたが、菊池工場は18日から営業を再開しております。また、熊本工場の方も27日から再開できました。菊池工場では常温保存できるような品を、熊本工場ではチルド品を主に生産しています」

と語った。製造する品の種類を絞るということもなく、ほぼ通常通りの営業になるとのことだ。冒頭のツイート主が聞いた生産中止というのは勘違いだったようだ。少しの間品薄が続くかもしれないが、また気軽に買えるようになる日も近いだろう。

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