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新宿ゴールデン街で火災! 鳴り響く非常ベル、そのとき住民は...

竹内 翔

竹内 翔

2016.04.12 17:57
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大通りにまで届く煙たさ

「離れてください、消防が通ります――ここから出てください!」

警察官がいらだたしげに呼びかける。区役所通りのホテル前での一幕だ。この1階部分には、ゴールデン街への通り抜け通路がある。その細いスペースに、テレビカメラを担いだ取材クルー、あるいはスマートフォン片手の野次馬がどっと詰めかけ、満員状態になっていた。

薄く煙に包まれ、人でごった返す区役所通り
薄く煙に包まれ、人でごった返す区役所通り

消防士が忙しく行きかう
消防士が忙しく行きかう

取材陣が大挙
取材陣が大挙

ようやく開いた道に、ハシゴが担ぎ込まれる。白煙が上がる中、雨のように消防車の放水が降り注ぐのが見えた。

放水が建物の向こう側で行われていた
放水が建物の向こう側で行われていた

火元となったのは、このホテルのすぐ裏手、「まねき通り」に面する店舗だ。火災発生からおよそ1時間30分が経ち、火の手はすでに弱まっていたものの、もうもうと上がる煙は、表の靖国通りからも容易に見て取れた。通りがかる人には、うっかり煙を深く吸い込み、激しくむせる人もいる。

「こちらが、火災の現場です!」と走る演技のテレビクルー
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