マクドナルド「ギガ」VS バーガーキング「5.0」! 2大巨弾さっそく食べ比べてみた
直火焼きパテの旨味がジワジワくる!
まずは、バーガーキングの「BIG KING 5.0」。価格は「メガ」よりも50円高い。ただ、キャンペーンということもあり、コカ・コーラ(もしくはコカ・コーラゼロ)Mとのセットでも同価格というのはうれしい。
パッケージは、いつもとそんな変わりなし。普段着仕様で澄ました感じが、逆に中身への自信を感じさせて肉肉しい、いや憎々しい。
御開帳。バーガーキングというと、ワッパーシリーズで慣れているせいか、特段「おぉぉぉ」と感じるほどの大きさは初見では感じない。試しに測った高さは約6.5センチ、総重量は340グラム、パテのみの重さは若干チーズ込みで156グラムという結果に。パテで156グラムというと、びっくりドンキーのデフォルトハンバーグが150グラムと考えると、だいたい同じくらいか。
構成を調べようと解体してみると、バンズが上中下の3枚に、パテが2枚、ピクルス1枚、あとはレタスにオニオン、チーズという内容。特にこの5.0のために何か特別なことがあるわけでなく、本当にボリュームで勝負しているのが伝わる。
やっと実食。看板である、炭火焼パテの香ばしい味わいがたっぷり感じられる。噛むごとにビーフの風味が口の中に広がるのがわかり、"グルメバーガー"と呼ばれるものにより近い感じがした。チーズやソースなど味付けは、通常のワッパーとそんな変わりはなく、全体に塩気は薄く、素材本来の味で勝負してます感の強い品。
バンズからパテ、チーズ、ソースまで含めて全体的なバランスよくまとまっている印象。いつもよりボリュームはあるが、ふつうに食べておいしくお腹いっぱいになれるバーガーであった。
「メガ」と比べるよりも、バーガーキング版「ビッグマック」という感じであった。期間限定復活などと言わず、レギュラーメニューに昇格してほしいものだ。