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「名を別鬼といふ」「あな、ありがたし文春」...東大生が作った予想問題集は時事ネタ満載

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.02.26 16:56
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古文はベッキー、漢文はSMAP、外国語はDAI語

2016年の国立大学の試験日である2月25日、東大の受験生に配られたのは、「アナクロニック・ゼミナール」による予想問題集だった。体裁は実際の模試などに近いが、時事ネタや芸能ネタで構成されており、普通とは何かが違うことがうかがえる。

古文の問題ではベッキーの不倫騒動を古文風にし、

「あな、ありがたし文春」
「我のほか我にはあらじ常なれどここちととのへ生きるべきかな」

など、騒動における発言やゲスの極み乙女の楽曲が、古風な言い回しで表現されていた。

他にも、SMAPの解散騒動を漢文にしたり、DAIGOさんと北川景子さんの結婚会見内容を「DAI語」として現代語訳を求めたりなど、最近起こった芸能関係のニュースをネタにしていた。

その正体は、東大のサークル「時代錯誤社」で、東大生必携と言われる講義情報誌「教員教務逆評定」や、キャンパスで役立つ情報を扱う「恒河沙」などの発行をメインに活動している。公式サイトによると、今回話題になったような予想問題集も毎年恒例だという。

1月に入ってからのニュースを扱っていることから、予想問題集作成はかなりの短期間で行われているようだ。受験生相手のジョークにも全力を尽くす、「東大生の本気」が垣間見えた。

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