東京大学で配布されたという入試予想問題集の画像がツイッターに投稿され、6000回以上もリツイートされた。内容の質の高さとジョークのセンスに多くの人が沸き立った。入試日の東大で配られる「予想問題集」とは(Keiichi Yasuさん撮影。flickrより) 古文はベッキー、漢文はSMAP、外国語はDAI語 東大生が配ってたんだけどなんだこれ笑笑 pic.twitter.com/15nubX53FR— しゅん (@aqtiyui7flv2) 2016年2月25日 2016年の国立大学の試験日である2月25日、東大の受験生に配られたのは、「アナクロニック・ゼミナール」による予想問題集だった。体裁は実際の模試などに近いが、時事ネタや芸能ネタで構成されており、普通とは何かが違うことがうかがえる。 「ありあまる 我に浪漫は 贅沢に 死に物狂ひで 生き急ぐのみ」「我のほか 我にはあらじ 常なれど ここちととのへ 生きるべきかな」「ありがたし文春」このあたりにセンスと知性を感じる...(笑)— hanon@イカ頑張る (@hanon_play) 2016年2月25日 「あな、ありがたし文春」とか「我のほか我にはあらじ常なれど」とか、いちいちおもしろすぎる。— ふたーば@自宅 (@32ndfutaba) 2016年2月25日 古文の問題ではベッキーの不倫騒動を古文風にし、 「あな、ありがたし文春」 「我のほか我にはあらじ常なれどここちととのへ生きるべきかな」 など、騒動における発言やゲスの極み乙女の楽曲が、古風な言い回しで表現されていた。 他にも、SMAPの解散騒動を漢文にしたり、DAIGOさんと北川景子さんの結婚会見内容を「DAI語」として現代語訳を求めたりなど、最近起こった芸能関係のニュースをネタにしていた。 その正体は、東大のサークル「時代錯誤社」で、東大生必携と言われる講義情報誌「教員教務逆評定」や、キャンパスで役立つ情報を扱う「恒河沙」などの発行をメインに活動している。公式サイトによると、今回話題になったような予想問題集も毎年恒例だという。 時代錯誤社相変わらずセンスの塊だなw— How much? (@chocosato6) 2016年2月25日 そういえば今年は時代錯誤社じゃなくてアナクロニック・ゼミナールって書いてたから間違えたのかと思ったけど、裏表紙見たら去年と同じような感じだったから安心した— 平成28年度前期日程第2次学力試験 (@YATAtooHellYADA) 2016年2月25日 1月に入ってからのニュースを扱っていることから、予想問題集作成はかなりの短期間で行われているようだ。受験生相手のジョークにも全力を尽くす、「東大生の本気」が垣間見えた。