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「幻の大阪五輪」に踊らされた、人工島・舞洲の閑散たる現状(と展望)

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2016.02.07 07:59
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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2016年1月28日放送で「舞洲」について取り上げていました。

かつて大阪中を巻き込んだ、2008年オリンピック招致活動。「オリンピック招致音頭」なるものも登場して、大阪はオリンピック一色に染まりました。そして過熱した招致活動の結末は......。開催地は北京に決まり、大阪は惨敗となりました。

奇抜なゴミ処理施設がランドマークの舞洲(hiromitsu morimotoさん撮影、Flickrより)
DSC_0482

そして"幻のオリンピック"は大阪に大きなツケを残していったのです。大阪市此花区の舞洲(まいしま)、ここはオリンピックのメイン会場となる予定でした。舞洲の入り口にはオーストリアの芸術家はデザインした派手なゴミ処理場が。そして舞洲の奥へ入っていくと、広大な土地に人がまったくいない状態です。

卓球会場となる予定だった体育館は平日はガラガラでほどんど稼働していないそうです。採算も苦しいとのこと。舞洲運動広場運動場も人がまったくいません。

そんな寂しい舞洲に、唯一活気のある場所があります。

サッカー・バスケ・野球も、舞洲に続々と集合!

平日にも関わらず70人近くが集まる場所、その視線の先にはサッカーコートが。2013年に「セレッソ大阪」が舞洲に練習拠点を移しました。海外でも活躍した柿谷曜一朗選手もここで練習しています。無料で練習を見られる上にファンサービスにも応じてくれるとのことで人気を集めています。

このセレッソ大阪のように、土地や施設の賃貸契約を市と結んだり買い上げたりして、舞洲に練習拠点を作るプロスポーツが今、増えているというのです!2016年4月にはバスケットボールチームの「大阪エヴェッサ」が体育館を、2017年にはプロ野球チーム「オリックス・バファローズ」の二軍が野球スタジアムに練習拠点を移すことが既に決まっています。

続々と集まるプロスポーツチームに、市の担当者も期待を寄せています。舞洲がスポーツファンが集う名所となる日も近いのかもしれませんね!(ライター:ツカダ)

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