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時代に逆行? 八尾市が幼稚園・保育所の「8割削減」を決断した理由

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2016.02.06 07:58
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市民のデメリットはない!と言い切る八尾市の主張

不安を抱える市民に対し、八尾市は2015年に15回の市民説明会を開催しました。しかし、市民からの「納得がいかない」という声が根強く、最後の説明会は大混乱となりました。市民の質問に対し、はっきりしない回答がかえってくるばかりで、保育の不安を聞いても、「検討します」「現場で努力します」ばかりだったといいます。

八尾市こども未来部によると、公立の幼稚園を希望する人が年々減っていて、この4年間で300人以上減少しているのが事実だと言います。子どもの教育のためには、施設を統廃合して1学年の人数を増やすべきと考えたのだそうです。そして、希望者が公立に入れなくなる問題については、私立の幼稚園を合わせれば必ずどこかに入れるはずと主張しています。

一方で、私立へ通わせることになった際の保護者への金銭的な負担への補填はなく、施設が遠くなる家庭への支援も特に考えていないと答えました。さらに、施設を減らせば年間5億円の税金が削減できると試算していて、今回の計画に市民のデメリットはないと強調しています。(ライター:ツカダ)

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