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「お隣が半廃墟化! 我が家にまで虫や鳥のフンが...洗濯物も干せないし、どうにかして」(栃木県・40代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2016.02.02 17:00
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お隣のおばあちゃんと息子夫婦、どうにもうまくいってないらしい。そんな話はよくあるが、この時点では我が家には「実害」はないわけで、いわゆる「ご近所トラブル」とは言い難い。

だが、これが自分たちにも飛び火してきたら......? 栃木県のUさん(40代女性・主婦)が現在進行中で、そんな問題に直面している。

うまくいかなくなった二世帯同居、そして...

お隣は、おばあちゃんと息子さん夫婦の二世帯同居です。小さな道を挟んで我が家に面している、北側の部屋がおばあちゃんの暮らすスペースで、息子さん夫婦はその反対、南側の部屋を主に使っていました。

私たちが引っ越してきた当初は、ごく普通のご家族という感じだったのですが、あるときおばあちゃんが、「すみませんけど、北側の方に玄関をもう一つ付けることにしたの。工事でうるさかったらごめんなさいね」とごあいさつに来ました。

玄関が元々あるのは南側。なんで2つも玄関を作るのだろう?と疑問に思っていたのですが、やがて庭の方も南北でフェンスを立てて区切るようになり、「ああ、息子さん夫婦とうまくいってないんだな」と気が付きました。家の中も外も2つに分けて、いわゆる「家庭内別居」状態になったわけです。

放置されたおばあちゃん側の庭は...

北側、つまり我が家に面した側の庭では、元々おばあちゃんが趣味の園芸を楽しんでおられました。「分断」の後も、おばあちゃんは庭木や草花の世話を一人続けておられたのですが、体調を崩されたのか、家にこもりがちになり、だんだん庭は荒れるようになりました。間もなく、おばあちゃんは施設に入られたとのことで、部屋の窓は常にシャッターが下りた状態に。

画像はイメージです(Jan Bommesさん撮影、Flickrより)
Abandoned Distillery

ここまでは「心配だなあ」くらいの話だったのですが、問題はこの後です。おばあちゃんがいなくなった庭はすごい勢いで荒廃。背丈ほどもある雑草が伸び、庭木の実は成りっぱなし。草むらは蚊や毛虫の巣窟と化し、木には果実目当ての鳥が(特に春)大量にやってくるようになりました。

手入れを要求しても「あそこは母の庭」

こうなると、うちは大迷惑です。鳥のフンがどんどん降ってくるものですから、洗濯物は当然干せません。また、草木が伸び放題になった結果、我が家の花壇はすっかり日陰になってしまい、しかも害虫もやってくるものですから、一生懸命育てた花もほとんど枯れさせてしまいました。

主人が一度、「なんとかしてくれないか」と庭の手入れをお願いしたのですが、息子さん夫婦は、

「あそこは母の庭だ。私たちは一切手を出さないことにしている」

と相手になりません。自治会にも入っておらず、他のご近所さんともお付き合いを絶っているような方なので、もはや打つ手なしです。

私たちも諦めて、鳥が多い春には洗濯物はすべて部屋干し。フンはこまめに水で掃除。花を育てるのも断念して、日陰でも育つコニファーだけ植える。......とまあ、こんな具合でなんとか「自衛」しています。

しかし、自分たちの側にも被害があるでしょうに、あそこまでかたくなに手入れを拒むとは......。対立はよっぽど深いのでしょうね。

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