ねりけし、バトエン、ロケット鉛筆...20~30代がハマったあの文房具、今でも手に入るか調べてみた
2016.01.02 06:00
ロケット鉛筆、いまでも現役?
まず取り上げたいのは「ロケット鉛筆」。プラスチック製の円筒に入ったロケット型の芯先パーツを入れ替えて使う筆記具で、ところてんのように押し出す芯の交換方法が特徴だ。
日本では、コクヨが1972年に「テンシル」の名で発売したものが初とされる。70年代から80年代にかけてブームを呼び、他社からも類似商品が次々と発売。「ロケット鉛筆」という愛称が生まれた理由は不明だが、ブーム時にはすでに定着していたとみられる。
今では、コクヨをはじめ多くの文具メーカーがロケット鉛筆の販売を取りやめている。しかし、ファンシー文具を手掛けるレモンなど一部のメーカーが現在も販売を続けており、ネット通販や100円ショップなどで購入することが可能だ。
レモンの広報担当者によれば、「現在でもある程度のニーズがある商品ですので、今のところ取り扱いを止める予定はありません」とのことだ。