北海道新幹線なら「東京~札幌」日帰りできるぞ! ただし滞在時間は×分
北海道新幹線の開業まで3か月となり、このたびダイヤが発表された。ついに新幹線でつながる東京~北海道。陸路で旅できるようになれば、帰省や出張などで飛行機とも勝負できるのではないだろうか。
ここからは、青函トンネルへ。奥津軽いまべつから30分ほどで、北海道に上陸。列車は木古内駅(10時45分)を経由して、渡島大野駅が改称されて誕生する「新函館北斗」駅へとすべりこむ(同58分)。
この駅は「新函館」を冠しているが、住所は北斗市。函館駅までは約20分かかる。札幌方面へは11時9分発「スーパー北斗9号」に乗ると、3時間半後の14時41分、札幌駅へ到着する。
札幌発は14時44分
では、一番遅い列車に乗るには、何時に札幌を出ればいいのだろう。東京行き最終の「はやぶさ38号」(東京23時4分着)が新函館北斗を発車するのは、18時36分。これに乗るためには18時9分に新函館北斗に到着する「スーパー北斗16号」に乗る必要がある。
この「スーパー北斗16号」が札幌を出るのは、14時44分。つまり札幌に到着してから、わずか3分後にとんぼ返りしなくてはならないのだ。東京~新函館北斗間の運賃・特急料金は片道2万2690円。これに新函館北斗~札幌の料金が乗っかる。はたして3分間の滞在に、いくらかけられるだろうか。そこは個人の判断に任せることにしよう。