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「ご近所トラブルは逃げるが勝ち。出費はちょっと痛いけど...」(群馬県・40代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2015.11.27 17:00
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これまでさまざまなご近所トラブルを紹介したが、残念ながら「これ!」という万能の解決策というのはなかなか見えてこない。

そんな中で1つ、複数の投稿者の方が共通して挙げる方法がある。誰もが採れる手段ではないが、確かにひとまずは「解決」できる手だ。今回は、群馬県のDさん(40代女性・会社員)のケースを紹介しよう。

あいさつにも来ない上階の夫婦

十数年前、アパート住まいだったころの体験談を投稿します。

当時は夫と私、そして幼稚園児の子どもの3人暮らし。あちこち探した末にようやくアパートを見つけて入居したのですが、困ったことに壁が薄く、防音性の弱い物件でした。

子どもの足音などで、下階の人に迷惑をかけてしまうかもしれない――。それがどうしても心配だった私は、防犯を気にする夫を説得して、1階の部屋を借りることにいたしました。子どもにも「周りのお部屋もあるから、うるさくしちゃダメだよ」と繰り返し言っていたこともあり、幸い周囲のご家庭とは我ながらうまくやれていたように思います。

画像はイメージです(Cambodia4kids.org Beth Kanterさん撮影、Flickrより)
Moving Day

引っ越して半年ほどして、私たちより少し若いご夫婦がすぐ真上の部屋に越して来られました。お子さんは1歳くらいでしょうか。小さいアパートでしたし、言ってみれば子育て仲間ですから、そのうちごあいさつに来るだろう、と思っておりました。ところが、待てど暮らせどお見えになりません。最近はやっぱりそういうものなのかな、と努めて気にしないことにしましたが、思えばこの時点で、なんとなく嫌な感じがしたのは確かです。

バタバタ歩き回る足音に耐えきれない

間もなく、お子さんは少し大きくなり、あちこち歩き回るようになりました。すると、その足音が、私たちの部屋に露骨に響くのです。

お元気なお子さんなのでしょう。部屋中をあちこち、夜遅くまでバタバタと走ります。時には、夜中の12時過ぎまで続くこともありました。もちろん、私もある程度は耐えましたが、我慢にも限度というものがあると思いませんか?

ある晩、夫に頼み、ちょうど騒いでいる途中の上階のお部屋に苦情を言ってもらいました。もちろん、「お願いします」とできるだけ丁寧に伝えてもらったのは言うまでもありません。すると、最初の1週間ほどは静かになったのですが、すぐに元に戻ってしまいました。管理会社を通じてクレームを入れて、ようやく改善はされましたが、それでも10時ごろまでは騒音が続きます。

一時はストレスでどうにかなりそうだったけど

お詫びの言葉の一つでもあれば多少気も晴れたかもしれませんが、共有部などで会っても無言で会釈をなさるくらいです。人様には迷惑をかけてはいけない、と教えられてきた自分としては、ちょっと信じがたいものがありました。いつしか朝から晩までその足音のことを考えてしまうようになり、ストレスのあまりどうにかなってしまうのではないか、という状態に。

解放されたのは、夫の提案で近所の別のアパートに引っ越してからです。引っ越し代は痛かったですが、しばらくすると鬱々としていた精神状態も、すっかり良くなりました。「逃げるが勝ち」という言葉がありますが、本当ですね。

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