曹操も思わず座席を譲るレベル...横浜地下鉄などに登場する「三國志」ポスターがハイクオリティ
地下鉄に乗ろうとして、「三國志」に登場する英傑、魏王・曹操から「覇王の座は譲らぬが、この席は譲ろう」と、突然呼びかけられたら、どうだろう。思わず優先席から遠ざかるかもしれない。まさか無視はできないだろう。かなりびっくりして、混乱の極みに陥る人もいるに違いない。
いったいこれは何?
劉備は「車内マナーは等しく守ろうと誓おう」
冒頭に紹介したは、横浜市営地下鉄と神奈川県港北警察署のポスターだ。人気ゲーム「三國志」シリーズのコーエーテクノとのコラボで企画されたもの。先行して「啓発ポスター標語募集キャンペーン」を実施しており、1500通を超える応募の中から採用された標語と、『三國志13』の武将ビジュアルを組み合わせ、制作したポスターだ。
例えば、蜀漢の皇帝・劉備の場合は、「車内マナーは等しく守ろうと誓おう」という標語が入っている。「我ら、生まれた日は違っても」という部分が、物語の中で有名な逸話「桃園の誓い」のパロディとなっている。
他にも、関羽、張飛、曹操など、「三國志」を彩る英雄・豪傑が、横浜市営地下鉄全40駅や港北警察署管内で、乗車マナー意識の向上を呼びかけるという。劉備の軍師として名高い諸葛孔明は、「周りに伏兵がおるやもしれません。よもや歩きスマホなどなさいますな」と進言する。
ポスター掲示は、2015年12月10日からの予定。詳しくは「三國志」30周年記念特設サイトで、告知されている。
横浜市が魏・呉・蜀の三国に分かれる?
ポスター掲示に併せて、お得なクーポンがもらえるモバイルスタンプラリーが開催される。なんと横浜市を、魏・呉・蜀の三国に分ける。それぞれの国に属する対象駅に掲示された武将ポスターのQRコードからスタンプを集めると、三国統一が目指せるのだという。
また、各国を制覇するとスマートフォン用クーポン壁紙が入手できる。その壁紙の画面を横浜市内の商業・観光施設で提示すると、お得なサービスが受けられる仕組みも準備中だ。詳しくは詳しくは「三國志」30周年記念特設サイトをご参照のこと。