「アパートでギター(下手)を弾き鳴らす隣人。文句を言いに行ったらサングラスで『あーはいはい』」(岡山県・20代女性)
アパート・マンションなどでは、「楽器演奏OK」を売りにしているところも多い。裏を返せば、普通の物件では言うまでもなく「NG」ということだ。
岡山県のBさん(20代女性・会社員)は、ギターが趣味の隣人に困り果てていた。ある日、たまりかねて文句を言いに行ったが、その際の態度に堪忍袋の緒も切れて......。
最初から「ちょっと...」とは思っていたが
アパートで一人暮らししていたころの話です。
隣の部屋に、若い男性が引っ越してきました。とはいえ、あいさつなどは一切なし。なのでどういう方かは全然知りません。この時点ですでに「ちょっとどうなの?」とは思っていたのですが、「今どきの若者はそんなものか(私もいうほど年ではないですけどね)」と諦めていました。
しかし、間もなく問題が露わになりました。騒音です。隣人はしょっちゅう友人を連れて来ては、大声ではしゃぐのです。遅いときには日付が変わるころまで、大笑いする声が延々聞こえ続けます。
上手いならまだ許せるけどさ
これだけでも迷惑なのですが、さらに困ったのが、彼の趣味らしい「ギター」です。バンドマンか何かだったのでしょうか。夜帰ってくると、ほぼ毎日のように、かなりの音量でギターをかき鳴らすのです。
防音設備が整っているようなアパートではありませんから、その演奏は丸聞こえ。しかも上手いならまだしも、しょっちゅう音を外していて、私でもわかるほど下っ手糞なんです。それでいて本人は名ギタリスト気取りで、難しいフレーズを弾き鳴らす(弾き鳴らせていない)ものですから、たまったものではありません。
部屋の中なのになんでサングラス?
ある夜、とうとう私の我慢も限界に達し、隣のインターフォンを鳴らしました。
出てきた隣人は、部屋の中(しかも夜)なのになぜかサングラスをかけて、皮のジャケットを羽織ったいかにもなロッカーファッションの男(まだ10代くらい)でした。形から先に入るタイプみたいです。
呆れつつも騒音について抗議したのですが、ほとんど知り合いに対するような調子で「あーはいはい」と適当に流されてしまいました。あんまりな態度に、もはや怒る気力も起きず......。
とはいえ、これでもう私はまともな交渉をすっぱり諦め、すぐに大家さんに通報しました。同じような苦情はおそらくあちこちから来ていたようで、しばらくして隣人は出ていきました。人の迷惑を考えられない人って、本当にいるんですね。
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