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シェー!千葉テレビ『おそ松くん』再放送の理由が正直すぎるざんす

松葉 純一

松葉 純一

2015.11.17 17:00
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『おそ松くん』といえば、赤塚不二夫さんとフジオ・プロによる傑作ギャグ漫画だ。「少年サンデー」(小学館)で1962年から約7年間連載され、大反響を呼んだ。腕白な六つ子やチビ太に加えて、イヤミ、デカパン、ハタ坊、ダヨーンといったキャラクターが登場し、破天荒なナンセンスギャグを繰り広げた。

今年は赤塚不二夫生誕80周年ということで、テレビ東京では2015年10月から、『おそ松くん』の六つ子が大人になった姿を描いた『おそ松さん』の放送を始め、話題となっている。

そんな折も折、11月16日、ツイッターに次のようなツイートが投稿され、注目を集めている。

添えられている画像は、千葉テレビ(チバテレ)のニュースリリースだ。抱腹絶倒のギャグと、時にホロリとさせられる、懐かしアニメ『おそ松くん』が11月17日から、毎週火曜17時30分にレギュラースタートする、という告知のようだ。

「チバテレのサイト見たらクッソ笑ったw」というコメントが付いている。いったいどうしたというのだろう?

ここまで来ると清々しい、飾らないほうが......

千葉テレビ ニュースリリースより(C)赤塚不二夫/ぴえろ
千葉テレビ ニュースリリースより(C)赤塚不二夫/ぴえろ

冒頭の投稿者がなぜ笑ったか、ニュースリリースを見ると、よく分かる。 そこにはこう書かれていた。

赤塚不二夫生誕80周年を迎えた今年、6つ子たちが成長して大人になった復刻アニメが某放送局より始まったこの波に乗っかって、チバテレからも懐かしいアニメを放送します。

「この波に乗っかって」という、なんともストレートで正直な表現が、多くの読者の共感を呼んでいるようだ。リリースが出たのは10月27日だったが、冒頭のツイートで注目を集め、ツイッターではこんな声が寄せられている。

「乗っかったな」、「波に乗っかる宣言w」、「視聴率1位になるかも?」などと、好意的な感想が多い。

「チバテレのこうゆうとこすき」、「ここまで来ると清々しい」、「地方局はこのくらい飾らないほうが......」という声もある。なおチバテレでは現在、毎週月曜の同時刻に、同じく赤塚さん原作の「平成天才バカボン」も放送されている。

赤塚不二夫のギャグ精神は、まだ生き続けている。

今回の放送は、1988年から89年までフジテレビ系列で放送されたアニメ第2作、「平成のおそ松くん」と呼ばれている作品だ。声優はおそ松・井上瑤さん、イヤミ・肝付兼太さん、チビ太・田中真弓さん、デカパン・ 大平透さんなど。全86話を予定している。

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