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2016年春、セブンパーク誕生! 千葉・柏でショッピングモール対決激化か?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.11.02 06:00
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イオン三角地帯に殴り込み!?

具体的な出店場所は2005年に編入合併された旧沼南町。国道16号と県道8号線の交差する地点に近い。市内だけでなく我孫子や鎌ヶ谷、白井、印西も商圏に入る。
下の地図に記した通り、イオンモール柏、イオンモール千葉ニュータウン、イオン鎌ヶ谷ショッピングセンターの「イオン三角地帯」の真ん中に楔を打ち込む形だ。

アリオ柏周辺の地図(編集部作成)
アリオ柏周辺の地図(編集部作成)

旧沼南町はプチリゾートといえる土地で、1960年代前半に大規模レジャー施設の建設計画が持ち上がったこともあった(参照:幻の「手賀沼ディズニーランド」、知ってますか?)。
夢よもう一度――というわけではないだろうが、併設される公園は約1万2000平米もある。 公表された全景イメージには、円形の広場や屋外ステージ、家族で遊べそうな噴水、パラソル付きのテラス席などが描かれている。で、バーベキュー場やドッグランも設置されるという。

アリオ柏の屋外施設イメージ
アリオ柏の屋外施設イメージ

セブン&アイが2014年末に開業した「グランツリー武蔵小杉」(川崎市中原区)は、約4300平米の屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」となっていて、レモンやザクロ、ラフランス、イチジクなどが栽培されている。親子連れが遊べる遊具も備わっている。アリオ柏にも似たような施設が整備されるのだろうか。

ちなみに、先述のららぽーと海老名の店舗面積は、アリオ柏よりも約6000平米狭いのに、テナント数は262もある。ららぽーとが店舗を詰め込む傾向にあるとはいえ、アリオ柏はゆったりとした買い物空間となることだろう。

グランツリー武蔵小杉(編集部撮影)
グランツリー武蔵小杉(編集部撮影)

気になるテナントだが、上質感のあるショップが集まると予想する。
モール事業で先行するイオンだが、柏や鎌ヶ谷は核テナントとしてのスーパーのイオンの存在があまりにも大きい。これに対してアリオはイトーヨーカドー色を薄める傾向にある。
セブン&アイは、ロフトやフランフラン、アカチャンホンポ、タワーレコードといった人気ショップを傘下に収めている。さらに仏デザイナーのジャンポール・ゴルチエとコラボレーションし、10月1日からPB(プライベートブラント)としてイトーヨーカドーや西武、そごうで販売を開始した。これらのショップが入るのは間違いない。

アリオ柏の内観イメージ
アリオ柏の内観イメージ
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