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都会と田舎のギャップ感じた瞬間! 「池袋駅が怖い」「23区民なのに」「テレビが...」

竹内 翔

竹内 翔

2015.10.25 11:00
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過去2回にわたって、「田舎者だなあ......」と実感した瞬間をこのコーナーでは紹介してきた。

今回は読者からのリクエストに応えて、逆に都会人が田舎に出かけて、カルチャーギャップを感じたエピソードも交えて、編集部に寄せられた投稿を紹介したい。

なんで改札がいくつもあるの...?

まずは前回と同様、地方出身者が都会に驚いた体験談から。青森県のAさん(20代男性・学生)は、先日上京したとき、やはり「鉄道」の複雑さに驚かされたという。

「東京の駅には、改札が多すぎます。私の地元には、改札なんて1カ所に1つ、大きな駅でも1カ所に2つがせいぜいです。一方、都内の駅では、改札が右にも左にもあります。それどころか奥へ進んだ先でも、いくつもの改札があります」

「とりあえず○○線に乗ればいいのか」と、当人いわく「軽い気持ち」で駅へ向かったAさん。しかしその多すぎる改札に、

「下手な改札を抜けてしまえば、2度と戻ってこれないのではないかという恐怖」

を感じ、駅員に再三尋ねてからではないと「改札に挑むこともままなりませんでした」という。

また、同じ駅に複数の路線が乗り入れていることも、Aさんの戸惑いをさらにエスカレートさせる。特に、JR(山手線・埼京線・湘南新宿ライン)、東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ(丸ノ内線・有楽町線・副都心線)が走る池袋駅は、「怖かったです」。

池袋駅は多くの路線が乗り入れる(wongwtさん撮影、Flickrより)
池袋車站西口

23区に住んでいても「田舎者」実感

迷った末、なんとか山手線に到着したAさんだったが、今度は「内回り」と「外回り」という壁が立ちふさがる。

「上野駅から東京駅まで無事に行けるかが、ものすごく不安でした」

この心情、「あるある」という地方出身者は多いはず。

Bさん(年齢不明・女性)は、東京は江戸川区の出身だ。生まれも育ちも23区と来れば、地方出身者からすればまぎれもない「都会人」なのだが......。

「高校で江東区の学校に進学したところ、近くのいわゆる『下町』住まいの子たちの行動手段が、『銀座には自転車で行く』『バスは使わず地下鉄』。23区内であっても、バスやJRが主な交通の足だった私と違い、安く都内のあっちこっちに行けるこの子たちこそが『都会の子』なんだと感じ、軽くカルチャーギャップでした」(Bさん)

さらに始めたバイトでも、「東京と千葉の境って、隅田川じゃないの?(正しくは江戸川。江戸川区は隅田川より東)」という人にも遭遇。「自分の住んでいるあたりは、いまいち都会じゃないんだな......」と実感したそうだ。

「えっ、終電逃したら帰れないの?」

Bさんの投稿からわかるように、東京の中心部から少し離れたエリアの住民は、身近に「都会」と「田舎」があるために、両者のギャップに直面する機会が多い。千葉県のCさん(20代男性・学生)は、「田舎者だと思った瞬間」「田舎に行って驚いた瞬間」の両方を贈ってくれた。

まずは、「田舎者」エピソードの方から。

「(1)都内の大学に通うのに1時間かかり、世田谷区に住んでいる知り合いから『終電逃すと帰れないなんて......』と言われたとき。
(2)キャッチセールスのお兄さんに毎回ビクつくとき。
(3)駅や交番で道を尋ねるとき。
(4)ビルばかりのところだと確実に迷うとき。
(5)雑居ビルに入っている店を探して、同じところをぐるぐる何回も周ってしまうとき。 (6)定期券の圏外のところに行った際、なかなか来れないと思い、短い間に何カ所も回ろうと思ってしまうとき。
(7)おしゃれなお店を見つけると、何となく足が止まってしまうとき。
(8)テレビの取材班を見て、なんとなくテンションが上がるとき」

テレビの取材班は、確かにわかる。地方だと滅多に見かけることがないが、渋谷や銀座なんかを歩いていると、当たり前のようにクルーが(しかも何組も)いるのには、筆者も慣れるのに時間がかかった。

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