「自分って田舎者だ...」読者が投稿した体験談! 「警察官に...」「駅員に...」「店員に...」
2015.10.10 11:00
「汽車と言ったら笑われた」
最後に、北海道在住の20代女性からの投稿を取り上げる。
初めて東京に旅行に出かけた彼女。普通電車から特急に乗り換えて目的地に向かおうとしたが、切符の買い方がわからずに窓口へ向かった。
「今、ここまで『汽車』に乗って来たんですが、○○まで特急の汽車で行くには、切符はどこで買えばいいですか?」
その言葉に対して、女性駅員は「面倒くさそうに馬鹿にした感じで」こう答えたそうだ。
「汽車(笑)? そのまま特急に乗って、目的地の駅で支払ってください」
不慣れな乗り換えシステムへの戸惑いももちろんだが、彼女がなにより悲しかったというのは、「汽車」という言い方を鼻で笑われたことだという(北海道では、JRの電車のことを汽車と呼ぶことが多い)。メールには、その心情と、そこから生まれた決意がつづられていた。
「札幌以外の北海道民の移動手段は主に車かバスです。なので汽車の乗り方や切符の買い方、システムを知らない人が私含め結構いるんです。
そんな困ってる人を小馬鹿にする窓口のお姉さんがいるような、冷たく雑然とした都会なんかより、田舎の方が断然楽しいし幸せなので、これからも曲げずに『汽車』と呼んでいきます!」