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北海道分割計画が浮上! 実現したらどうなるか予想してみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.10.03 11:00
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かつて存在した「箱館県」「札幌県」「釧路県」

江戸末期までアイヌの土地だった北海道は開拓当初、別のネーミングだった。明治政府が最初に設置したのは「箱館府」で、2週間だけ「箱館県」を名乗ったこともある。そして1869年に置かれた行政機関の名前は「開拓使」だった。トップには長官が就任し、屯田兵を募集・入植させる。
1882年に開拓使が廃止され、西から「函館県」「札幌県」「根室県」の3つが置かれた。しかしその試みはうまくいかず、わずか4年で北海道庁に移行して現在に至る。 廃藩置県ならぬ「廃県置庁」だが、さすがに広すぎるので、道の出先機関である支庁(現在の総合振興局)が14カ所置かれている。

ご存じの通り、北海道は四国や九州よりも広い。面積だけで考えるなら分割するのが妥当に思える。しかし札幌とそれ以外のエリアは格差が著しく、「過疎化が進む地域(とくに東部)は自立できるのか」という指摘は絶えない。道州制導入や行政機関のスリム化の動きに逆行しているという意見も多い。

分県構想の主な狙いは知事を増やすことだが、札幌に集中する権限と人口を分散させ、地域間競争を促進させる効果があるとして、賛成する声もある。

ところで研究会会長の喜多龍一議員は、十勝地方の広尾町出身で当選6回。道議会議長を務めたこともある大物だ。分県のハードルが高いことは百も承知だろうが、次のような意気込みを同紙に語っている。

「分県の議論を起点に、国に道内の細かな声を届けられるような地方創生につながる提案をまとめたい」
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