都道府県別「好きな家電量販店」結果発表! ヤマダ、ヨドバシ、ビック...その「国盗り」地図は?
全国区で1位に輝いたのは意外にも...
集まった票は2つの方法で集計・分析した。1つ目は日本全体での「合計票数」、2つ目は得票率1位を獲得した「都道府県の数」での比較だ。
まずは全体での結果から。
選択肢に挙げた8チェーンのうち、全都道府県に出店しているのはヤマダ電機のみ。今回の投票でも1位になっておかしくないところ、得票率16.7%で2位に甘んじた。
1位は得票率26.4%のヨドバシカメラ(東京都新宿区)だ。ターミナル駅前に巨艦店を出店する「レールサイド戦略」を採っているため22店舗しかないが、ネット通販でAmazonを猛追しており、全国にファンは多い。
3位は現金値引き主義が売りのケーズデンキ(茨城県水戸市)で得票率15.7%。「頑張らない経営」をモットーにし、都会の真ん中には出店しない方針を採っている。一方でロードサイドへの出店意欲は旺盛だ。
4位は得票率12.4%のビックカメラ(東京都豊島区)。ヨドバシカメラと同じく都心中心主義だったが、2012年にコジマを子会社し、郊外を新たなマーケットとしている。