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都道府県別「好きな家電量販店」結果発表! ヤマダ、ヨドバシ、ビック...その「国盗り」地図は?

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2015.10.02 06:00
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都道府県別で最も「議席」数を得たのはヤマダ

次は、各店が得票率1位を獲得した都道府県の数と、その地域的な傾向を見てみよう。

1位に輝いたのはヤマダ電機で、10県で得票率トップに輝いた。もっとも太平洋ベルトではあまり支持されず、九州地方の強さが目立った。
ヤマダ電機の創業者は宮崎出身で、九州進出は宿願だった。1992年に「テックランド宮崎店」をオープンさせて以来、当時九州の覇者だったベスト電器に対し、「ベストさんより安くします」「80円セール」などを仕掛けて勢力を拡大する。戦国時代さながらの販売血戦が繰り広げられるも、弱体化したベスト電器は2012年、ヤマダ電機に買収されてしまった。

2位のケーズデンキは、2007年に東北地方ナンバーワンだったデンコードーを完全子会社化し、その営業基盤を守っている。同地方はヤマダ電機とケーズデンキがしのぎを削るが、先に販売網を構築した強みは今も大きい。

3位はエディオン。愛知と中国地方、愛媛の7県で得票率トップだった。同社の源流であるデオデオとエイデンは共に丁寧なアフターサービスが売りで、「町の電気屋さん」として地元から愛された。エディオンの地盤に対する他社の攻勢は止まないが、その地位は揺るいでいない。

全国区で1位だったヨドバシカメラは4番手にとどまった。大阪のマルチメディア梅田や福岡のマルチメディア博多は日本有数の売場面積を誇っているが、西日本の府県で1位を奪取するほどの勢いはまだない。

5位の上新電機は、2003年から阪神タイガースのスポンサー企業となっている。そのPR効果が手伝ってか、和歌山を除く関西2府3県で支持率トップだった。

カメラ系の西日本攻勢は続く
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