「遺伝子レベルで組み込まれてる」...東北人の芋煮にかける熱すぎる意気込み、そのルーツは?
2015.09.26 11:00
東北各地のコンビニやスーパーが「芋煮の準備態勢」に入る
9月初旬あたりから、東北各地のコンビニやスーパーは芋煮の準備体制に入る。具体的にいえば、芋煮用の薪や食材セットの販売を開始するのだ。さらに、一部店舗では大鍋や食器など必要品の無料貸し出しを行う。
さらに山形には、芋煮を前提にした設計の河川敷まであるという。もちろん、シーズン期間中は敷地を無料で開放するのが一般的。まさに、地元が総力をあげて芋煮会の開催を全面的にバックアップし始めるのだ。
以下、現地のユーザーがツイッターに寄せた画像を見て頂きたい。
コンビニでも薪が売られてる(笑)
さすが山形! pic.twitter.com/YeoacLIXT0
— よーか@福島 (@happyswing1970) 2015, 9月 21
宮城の秋の風物詩。
コンビニの前に芋煮会用の薪。 pic.twitter.com/m7SC5qPbyz
— ほっぺ (@chika_hoppe) 2014, 10月 8
野外で食事、河川敷、宴会、若者グループにも人気――。芋煮にまつわるこのようなキーワードを安易に結び付けて、「あんまり無理しないで、普通にバーベキューやれば?笑」などといった冗談を飛ばしてはいけない。ネットには、上記のような発言をした人間に対し、東北人が総立ちで激怒したという衝撃的なエピソードも寄せられている。
さらに恐ろしいことに、同じ東北人の間でも、芋煮を巡る派閥争いは絶えないのだという。