2つの尼崎駅、鹿児島空港、美ら海...ヨソモノに「近い」と思われがちだけど実は「遠い」場所
那覇空港と市街地は近いのに、水族館は...
国内有数の観光地・沖縄。温暖な気候ときれいな海は多くの人を魅了する。空港から市中心部まではモノレール「ゆいレール」で約12分。福岡空港並みに便利だ。
成田空港より不便な国際空港あるの? : VIPワイドガイド http://t.co/D84Xrxvk1F 確かに福岡空港と那覇空港のアクセスの便利さは特筆すべきものがあるよね。成田が酷すぎるのも有るけど。
— Merkmalzy(ワイパ) (@Merkmalzy) 2015, 8月 31
そんな沖縄を代表する観光スポットは「沖縄美ら海水族館」。ところが、那覇市から水族館までは約2時間もかかる。
@DrBR0dHN7QFH1kg 美ら海水族館は実際那覇空港からクソ遠いから注意な
— ももぱら (@Accelworld1532) 2015, 8月 30
近年のスピリチュアルブームで参拝客が増加している伊勢神宮。「日本人として一度は行ってみたい」と思う人もいるだろう。伊勢神宮は外宮と内宮の2つがあって、外宮は近鉄伊勢市駅から徒歩5分で着く。外宮→内宮とお参りするのが古来の習わしだが、両宮は約5.5キロ離れていて、歩くと小一時間はかかってしまう。
最後に。「近そうで遠い」というより、あえて遠回りコースを設定している公共機関は少なくない。地域をくまなく回って、できるだけ多くの人に利用してもらおうという趣旨だろうが、距離に比例して運賃が決められると、「これ、ぼったくりの一種じゃない?」と嫌みの1つも言いたくなる。
その典型例が東京・新橋とお台場をむすぶ「ゆりかもめ」だろう。車利用の場合、新橋から東京ビッグサイトは約7.3キロ、約12分で行ける。
ところが、ゆりかもめ乗車だと新橋~国際展示場正門は11.3キロ、料金は381円(IC優先)かかる。時間がかかるのは仕方ないにしても、直線距離で運賃を算出、または均一料金にしてくれたら、さらに利用者が伸びそうなものだが......。