「旅先のトイレが汚い...」経験アリ、日本人の7割
地元住民も協力!トイレ清掃を観光に繋げる試み
1か所のトイレ掃除に2時間かけました。掃除のプロではありませんが、形や仕組みのプロなので、見逃しているところを見つけ、綺麗にしていきます。
仕事に生かせる発見もあったようで、掃除をした社員さんは、使い勝手を研究して、開発に生かしていきたいと話していました。
福山市鞆町では、普段掃除をしている地元住民も参加しました。便器の黄ばみや黒ずみは、ホームセンターなどで市販されている、「超精密研磨フィルム」という特殊なシートを使っていきます。
日本トイレ研究所によると、旅行客の約7割が「汚い」などの理由で、旅先のトイレで困った経験があるのだといいます。
広島市の場合、平和公園・広島城周辺のトイレは毎日掃除しているといいますが、苦情が寄せられることもあるのだそうです。
公衆トイレを通じて、観光客をもてなしたいというこの試み。「リクシル」では、2016年以降も続けていく予定です。トイレが汚いと、それだけで旅行の思い出が嫌なものになってしまうこともありますよね。このような試みは、もっといろいろなところで展開してくれればいいなと思います。(ライター:haruhana)