廃墟遊園地「化女沼レジャーランド」は今...「廃墟になってからNHKが来たり、フジテレビが来たり(笑)」
[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2015年9月3日放送の「解決!リョウ様」のコーナーで、話題の廃墟スポットを紹介していました。
廃墟マニアの聖地「化女沼レジャーランド」の今
「化女沼(けじょぬま)レジャーランド」は、宮城県大崎市に総合レジャー施設として1979年に開園し、遊園地やキャンプ場・ゴルフ場を備えて人気でしたが、2000年に閉鎖しました。
今は立入禁止となっている内部を見るために所有者に特別な取材許可を取り、恐る恐る、リポーターのリョウ様が現地へ向かいました。
荒れ果てた建物に壊れた看板、バンガローなどは当時のまま。この状態で残っている事は全国的にも珍しく、今は廃墟マニアの間で「聖地」と呼ばれ有名になっています。
廃墟にすごいお宝!?実は、生まれ変わる可能性を秘めていた
かつては「1000人で出来る流しそうめん」「映画も撮影された遊園地」が自慢の施設でしたが、当時は来なかったテレビ取材も「廃墟になってからNHKが来たり、フジテレビが来たり」と、御年85歳になられる所有者の後藤さんは笑います。
そして一番の自慢は、湯量の豊富な「天然温泉」!しかし、せっかく掘ったこの温泉、一度も営業したことはないのです。勿体無いですね。
温度も50度以上ある硫黄泉は大きな温泉ホテルもまかなえるほどの豊富な湯量という優れた天然温泉なのですが、許可申請に時間がかかり掘削が閉鎖後になってしまったのです。温泉を使用した施設も検討していただけに残念だといいます。
それでも「化女沼周辺地域の観光に一役買いたい」とまだまだ意欲的な後藤さんは、アイデアを持つ次世代へ大きな期待を寄せています。
聖地・化女沼レジャーランドには、哀愁漂うメリーゴーランドや観覧車と共に、再開発に繋がる可能性も確実に残っていたのでした。(ライター:M.)