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「キレたおばあちゃんが殺鼠剤をまき、近所の猫が死んだ」(兵庫県・40代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2015.09.01 06:00
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犬と違い、猫は自由に近所を出歩かせる、いわゆる「外飼い(放し飼い)」の家庭が多い。すると必然的に起こるのは、「勝手によその家の敷地に入る」「糞・尿などをする」などのトラブルだ。

兵庫県のFさん(40代女性・主婦)の暮らす町内でも、猫をめぐって対立が勃発した。

飼い猫に野良猫がウロウロ

うちの近所は、猫を飼われているお宅が多いです。そのうち何軒かは、室内飼いではなく、外にも自由に行き来させており、中には去勢や避妊の手術を受けさせていない方もおられます。自然野良猫たちも集まってきますから、町内は猫だらけになっています。

画像はイメージです(gym.kingさん撮影、Flickrより)
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うちには猫はいませんが、割合に好きな方ですので、敷地に入ってきても特に追い払うようなことはしません。糞や尿などが放置されていることもありますが、それはそういうものだと思っておりますので、あまり気にせず自分で掃除してしまいます。

もちろん、中には猫が嫌いなお宅もあります。そうした方にとっては、この状況は相当腹に据えかねるもののようです。

猫が嫌いな人にとっては...

中でも、数軒隣の70代の女性は、ひどく猫を嫌っています。庭に入るのを見つけようものなら、空き缶を投げつけたり、また鍋を棒でガンガン叩いて威嚇したり。飼い主の方々にも直接苦情を仰っていたようですが、どうも真剣に聞いてもらえていない様子で、私など傍から見てハラハラしておりました。

そしてある日とうとう、その方の堪忍袋の緒が切れました。庭に、殺鼠剤をまいたのです。後日本人は、「ネズミが出て困ったからよ」と仰っていましたが......。

いずれにせよ、その殺鼠剤を食べて、あるご近所さんの猫が死んでしまいました。飼い主の方は半狂乱で、「警察に訴えてやる!」と大騒ぎ。対する女性の方も、「自分の家のネズミを駆除しようとしただけ、勝手に入った猫が悪い!」とつっぱねます。

その後しばらく、ほかのご近所さんも巻き込んで騒動が続き、まとまるまでずいぶん時間がかかりました。今は多少落ち着いていますが、裏側では「冷戦」状態が続いています......。

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