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ANAが大島空港撤退...本土との空路はあの調布飛行場便のみに

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.08.22 06:00
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調布便は乗客定員19人で1日3~4往復

新中央航空便の調布~大島便は1日3または4往復している(夏季ダイヤ、運休日あり)。乗員2名、乗客19名の双発プロペラ機「ドルニエ 228-212」を使用。2014年度の利用率は約54%だった。所要時間は約25分とANAとほぼ一緒だ。運賃は大人片道1万1800円。

調布飛行場といえば、2015年7月26日、ここから飛び立った小型飛行機が離陸直後に住宅地に墜落し、8人が死傷する事故が発生したのは記憶に新しい。
事故直後、「新中央航空の伊豆大島行きの便ではないか?」と勘違いした人もいたようだが、新中央空港の運営する大島・新島・神津島への定期便は今まで事故を起こしたことはない。

大島の住民にとって調布-大島路線の重要度はますます高まるわけだ。

一方、調布飛行場周辺では事故後、「地元の人達が安心できるよう、運用の仕方を見直して欲しい」という声もあがっており、大島の人たちの調布に対する視線は熱を帯びたものになりそうだ。
ちなみに、新中央航空の2014年度の運航実績8590便のうち、法令および関連規程類違反件数はすべてゼロ。航空事故には至らないものの、事故が発生する可能性があったと認められる「重大インシデント」は1件あった。

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