ANAが大島空港撤退...本土との空路はあの調布飛行場便のみに
調布便は乗客定員19人で1日3~4往復
新中央航空便の調布~大島便は1日3または4往復している(夏季ダイヤ、運休日あり)。乗員2名、乗客19名の双発プロペラ機「ドルニエ 228-212」を使用。2014年度の利用率は約54%だった。所要時間は約25分とANAとほぼ一緒だ。運賃は大人片道1万1800円。
調布飛行場といえば、2015年7月26日、ここから飛び立った小型飛行機が離陸直後に住宅地に墜落し、8人が死傷する事故が発生したのは記憶に新しい。
事故直後、「新中央航空の伊豆大島行きの便ではないか?」と勘違いした人もいたようだが、新中央空港の運営する大島・新島・神津島への定期便は今まで事故を起こしたことはない。
調布飛行場の立地が問題になっているが、新中央航空の運営する、大島、新島、神津島への定期便は今まで事故起こしてないってすごいな。
— 20miglia (@20miglia) 2015, 7月 28
ANAの大島線運休、新中央航空はガッツポーズしてるかもしれん(笑)
— グリス (@Y63Gris226) 2015, 8月 19
まじかぁ...。今年が最後だったか。来年は新中央航空使うかな。って荷物の重量制限にひっかかて高くなるww RT ANA、東京/羽田?大島線から撤退を正式発表 10月24日で http://t.co/qxv6dnfx7o pic.twitter.com/2uocjxlLXL
— なっぱ (@nappa77) 2015, 8月 19
大島の住民にとって調布-大島路線の重要度はますます高まるわけだ。
一方、調布飛行場周辺では事故後、「地元の人達が安心できるよう、運用の仕方を見直して欲しい」という声もあがっており、大島の人たちの調布に対する視線は熱を帯びたものになりそうだ。
ちなみに、新中央航空の2014年度の運航実績8590便のうち、法令および関連規程類違反件数はすべてゼロ。航空事故には至らないものの、事故が発生する可能性があったと認められる「重大インシデント」は1件あった。
〔ANA〕羽田-大島線10月25日から運休 羽田発着の伊豆諸島路線は八丈島線のみに http://t.co/MxTS6BM2Hw ますます調布飛行場が大切になる。安全に、地元の人達が安心出来るよう、運用の仕方を見直して欲しい。
— rie (@ya_ru_14) 2015, 8月 20